サービスが起動できないときは

    Windowsの[サービス]画面から手動でサービスを起動しても起動できない状況となってしまう可能性としては、PCを休止やスタンバイモードから復帰させた場合や、各種サービスが正常に停止できなかった場合、ファイアウォールの設定で自動的にセッションが切られてしまったことが考えられます。
     
    このような場合は、ABASINITならびにABAINITと依存関係を持つサービスを再起動することで復旧する必要があります。
    サービスを再起動する』を参照して、ABASINITならびに関連するサービスを再起動してください。
     
    また、A-AUTO Freeサービスが起動できない要因として以下のことも考えられます。
     
    ■ 試使用期間の60日を経過している
    試使用期間の60日を過ぎるとキューイングや、A-AUTO Freeサービスの起動が行えなくなります。
    Webサイトからライセンス発行を行ってください。
     
    試使用期間が切れているかどうかは、イベントビューアーに出力するログで確認することができます。
    A-AUTOのログは、イベントビューアー上[Windowsログ]の[アプリケーション]に出力します。
     
    ① イベントログを表示し、“AUX171E”の文字列で検索してください。

    ⇒ 文字列“AUX171E”が存在しなければ、ライセンス関連の問題ではありません。
    ⇒ 文字列“AUX171E”が存在していれば、ライセンス関連の問題です。

    ② メッセージ“AUX171E”中のCODEを確認します

    メッセージ出力例 “AUX171E LICENSE VERIFICATION FAILED. CODE(-11)”
    -9 : ライセンス登録時に指定したMACアドレスが起動するコンピュータのMACアドレスと一致しない
    -11 : 試使用期間が切れています。ライセンス発行(無料)を行ってください

     
     
    イベントビューアー起動方法
    1.「Windowsキー」と「R」を同時に押し、「ファイル名を指定して実行」を開く
    2. 「ファイル名を指定して実行」で“eventvwr.msc /s”と入力し、OKボタンをクリックする
     
     
     
    ■ キューイング済みネットワークのネットワークマスタを削除してしまっている
    A-AUTO Freeサービス(A-AUTOモニタ)は起動時に、キューイング済みネットワークの情報をメモリに展開します。この時、キューイング済みのネットワークIDのネットワークマスタを参照しています。
    例えば、キューイング済みネットワークのネットワークマスタを削除してしまうと、A-AUTOモニタ起動時にメモリに情報を展開すべきネットワーク情報を取得できず、情報の不整合が発生していると判断し起動できないと言った状態になります。
     
    このような状況となっているかどうかは、ログファイルを参照することで確認できます。
    ログファイルは、以下のファイルを参照してください。
    【ログファイル配置ディレクトリ】 [インストールディレクトリ]\AUW\LOG
    【出力ファイル】 autotrace.logX autotrace.logY

    ※ 更新日付が新しいファイルを表示してください(autotrace.logYは存在しないこともあります)

     
    ログファイルに以下の3つのメッセージが出力されているか確認してください。

    AUX016W FUNCTION CALL read Network Master file FAILED AT NCP fill queue buffer from queue unit DUE TO 0
    AUX865E NETWORK ネットワークID SDATE=スケジュール日 NOT FOUND IN DNTWKLIB AND NETWKLIB
    AUX015W APPLICATION ENCOUNTERED ERROR DURING EXECUTION OF NCP_fill_quebuf_from_nwkqueunit AT NCP_queue_buf_create

      
    上記メッセージが出力されていれば、本ケースに該当するので、以下のいずれかの対処を実施してください。
     
    ■リカバリ方法1
    A-AUTO FreeサービスをCOLDモードで起動する
    通常、A-AUTO FreeサービスはWARMモードで起動しています。COLDモードで起動すると以下の点で起動時の処理が異なります。
    ① ネットワークキューにキューイングされているネットワークがすべて削除される
    ② ジョブの実行実績を記録しているネットワークログファイルが初期化される

    ※ log0ユーティリティならびにdlコマンドで過去のログが確認出来なくなります

     
    このため、COLDモードで起動した場合、スタートコマンドでキューイングされていたネットワークを手動キューイングする必要があります。(マスタ削除済みネットワークを除いてキューイングします)
    A-AUTO FreeサービスをCOLDモードで起動する前に、Webクライアントの業務監視ウィンドウからファイル転送を行っていただければ、どのネットワークがキューイングの状態で残っていたかは確認できると思います。
    ※ 運用ネットワークもキューイングしてください
     
    ネットワークキューにキューイングされているネットワークが何であったか分からず、COLDモードで起動できない場合は、“リカバリ方法2”でリカバリを実施してください。
     
    COLDモードでの起動方法
    ① Windowsの[サービス]画面で、A-AUTO Freeサービスの「プロパティ」を表示します。

    ② A-AUTO Freeの[プロパティ]ダイアログで、[開始パラメータ]に“cold”を指定し[開始]ボタンをクリックします。

    FREEプロパティ
     
    ③ [サービス]画面でA-AUTO Freeサービスが起動されたことを確認します。

    ④ [OK]ボタンで[プロパティ]ダイアログを閉じてください。
    ※ 再度A-AUTO Freeの[プロパティ]ダイアログを表示し、[開始パラメータ]に何も指定されていないことを確認してください。
    “cold”の文字列が残っていれば、削除して閉じ、再度確認してください。

    ⑤ この後、スタートコマンドで実行すべきネットワークを再キューイングしてください。
    ※ キューイングするスケジュール日を間違わないよう注意してください。

     
     
    ■リカバリ方法2
    削除してしまったネットワークのネットワークマスタを再度登録し、A-AUTO Freeサービスを通常どおり起動します。
    AUX865Eのメッセージで出力されているネットワークIDとスケジュール日をすべて確認し、表示されているネットワークすべてをネットワークマスタのみ再度登録します。
     
    ネットワークを登録する際には以下の点を注意してください。
    ① 発効日

    AUX865Eで表示されるスケジュール日のうち最も古いスケジュール日以前の日付を発効日として指定する必要がありあります。

    ② ネットワークマスタに登録するジョブは、ダミージョブとして登録してください。
     

    A-AUTO Freeサービスを再起動し起動に成功したら、削除するネットワークをキャンセルコマンドで実行前キャンセルしてください。
    その後、一時的に登録したネットワークマスタも削除してください。

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