2. 自動スケジュール

ネットワークスケジュールは、ネットワークIDとスケジュールID の関連付けを行った月から1 年分作成されます。このため、1年間は自動スケジュールを実行しなくても問題はありませんが、1年後以降自動実行させるためには、ネットワークスケジュールを継続的に更新していただく必要があります。
このネットワークスケジュールを自動更新する機能を「自動スケジュール」といい、autoscheユ-ティリティを利用して自動スケジュールを行います。

autoscheユーティリティ

autoscheユーティリティは、実行時のCPU年月から1年分のネットワークスケジュールを維持するようネットワークスケジュールの更新を行います。
同時に、スケジュールを作成するために必要な、カレンダー情報(ホリデーマスタ)の自動更新も併せて行います。

2.1 自動スケジュールの実行タイミング

自動スケジュール(autoscheユーティリティ)が自動更新するネットワークスケジュールならびに、カレンダー情報は、以下の範囲でデータを保持し続ける仕様となっています。

    ネットワークスケジュール : 自動スケジュールを実行した月から数えて12ヶ月分のスケジュール情報
    カレンダー情報 : 自動スケジュールを実行した月の前月から数えて14ヶ月分の休日情報

自動スケジュールの実行タイミングについては、前述のように「自動スケジュールを実行した月から数えて12ヶ月分のスケジュール情報」を保持するため、通常は毎月1回定期的に実行します。
※ インストール時に用意している運用ジョブでは、毎月20日に実行するよう設定してあります

例えば、2015年7月に自動スケジュールを実行した場合、実行後のネットワークスケジュールならびにカレンダー情報(ホリデーマスタ)のデータ保持期間は、以下のようになります。

calendar_1

同様に、2015年8月に自動スケジュールを実行すると、実行後のネットワークスケジュールならびにカレンダー情報(ホリデーマスタ)のデータ保持期間は、以下のように更新されます。

calendar_2

【注意】
autoscheユーティリティでは、実行時のCPU年月から1年分のネットワークスケジュールで、スケジュール情報が作成されていない月の補完のみを行います。つまり、自動スケジュール実行前に既に作成されているネットワークスケジュールや、カレンダー情報(ホリデーマスタ)は更新されません。

2.2 ホリデーマスタの休日情報のメンテナンス

自動スケジュールでホリデーマスタが自動更新される旨を説明しましたが、自動更新で設定される休日情報は、「週間定休日」ならびに、休日設定で指定した年間の「休日設定」といった定例休日のみとなります。このため、特定の年月日を指定する休日情報については、手動でメンテナンスを行っていただく必要があります。

前述の自動スケジュールのタイミングで記載したように、カレンダー情報は通常毎月1カ月ずつ追加されます。このため、毎月1度メンテナンスを実施してください。
実施のタイミングは、自動スケジュール実行後から、次の自動スケジュールを実行するまでの間に実施してください。

2.3 ネットワークスケジュールの再作成

「自動スケジュールの実行タイミング」の【注意】で説明したように、autoscheでは、既に作成されたスケジュール情報の更新は行いません。
このため、ネットワークスケジュールのスケジュール結果に影響が出来るような、カレンダーの休日情報の変更を行った際には、別途ネットワークスケジュールの再作成を行う必要があります。

ネットワークスケジュールの再作成には、remakescheユーティリティを使用します。

remakescheユーティリティは、autoscheユーティリティと同様に自動スケジュール機能を提供しますが、すでに作成されたネットワークスケジュールに対してもスケジュール情報を再作成するという違いがあります。このため、再作成する期間を指定して実行します。

remakescheユーティリティを実行すると、すでに作成されているネットワークスケジュール情報は一度削除されます。その後、実行時の日付以降のネットワーク、または指定された期間のスケジュールが再作成されます。そのため、実行の際には、次の点を注意する必要があります。

実行時の日付以降のネットワークまたは指定された期間の、それまで行ってきた手動調整によるスケジュール、不定期のスケジュールや、ネットワーク情報の一時的な変更は、ネットワークスケジュールに反映されません。スケジュールマスタの内容によって計算できるスケジュールで、ネットワークスケジュールが再作成されます。
ホリデーマスタ・メンテナンスにおける手動調整による休日調整情報もまた、クリアされます。
remakescheユーティリティ実行時の日付が、前回ネットワークスケジュールを作成した月と異なる場合、標準処理日の指定によっては、スケジュールの開始日に違いがでてくることがあります。
例 「基準日=30日・標準処理日=9月度“+31日”・休日=土日」とした場合
9 月にネットワークスケジュールを作成したときは、10 月15 日(9 月度分)を初めとして、次に12月13日(10月度分)、2月12日(11月度分)…とスケジュールされます。
10月1日になってからremakescheユーティリティを実行すると、10月度分の12月13日からスケジュールされるので、9月度分である10月15日は、10月1日以降の日付ですがスケジュールされません。

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