2. 業務のキューイング

A-AUTOでは、業務を実行する日毎に、ネットワークの実行制御を行うA-AUTOモニタへ実行制御対象となるネットワーク情報(スケジュール日とネットークID)を引き渡します。
この引き渡し行為を“キューイング”と呼びます。

確定スケジュールのところでも説明していますが、通常は、“確定スケジュール”と“キューイング”をペアで行います。

なお、A-AUTO 50では、事前登録している「運用ネットワーク」にて、確定スケジュールとキューイング処理を毎日AM 8:30に自動実行するよう初期設定してあります。

2.1 確定スケジュール・キューイングを手動実行する
Webクライアントでは、確定スケジュールとキューイングをペアで実行するインタフェースとして用意しています。
ここでは、Webクライアントの確定スケジュールとキューイングをペアで実行するインタフェースを利用して、確定スケジュールとキューイングを手動で実行する手順を説明します。

① [業務監視]画面右上の[ネットワーク監視メニュー]アイコンをクリックし、[ネットワーク監視メニュー]を表示します。

monitoring-menu

②[ネットワーク監視メニュー]のプルダウンメニューで“キューイング”を選択し、[実行]ボタンをクリックします。

queuing

③ [確定スケジュール・キューイング操作]ダイアログが表示されるので、確定スケジュール・キューイングを行いたいスケジュール日を指定して、[実行]ボタンをクリックします。

excute

※「ローカルモニタへのキューイング」は大規模分散処理オプション(有償)で使用するため、チェックしないでください。

④ 確定スケジュール・キューイングの確認メッセージボックスが表示されるので、[OK]をクリックし実行します。

confirm-dialog-of-queuing

⑤ 実行が終了すると[実行結果]メッセージボックスが表示され、キューイングされたネットワークIDの件数が表示されます。

queuing-result

※ 確定スケジュールで抽出された対象ネットワークのうち、キューイングに成功した件数と失敗した件数を表示します

以下は、成功と失敗が混在している例です。

queuing-result_B

2.2 確定スケジュール・キューイングするネットワークをセレクトして実行する
確定スケジュール・キューイングするネットワークをセレクトして行うことが可能です。
セレクトして実行する際には、[確定スケジュール・キューイング操作]ダイアログの下部でセレクト条件を設定して実行します。
[確定スケジュール・キューイング操作]ダイアログでは、実行区分ならびに、ネットワークIDの接頭で抽出することが可能です。
下のサンプル画像は、実行区分に“A”が指定されているネットワークのみをセレクトする設定を行った例です。

queuing-example

ネットワークIDは’*’を用いて接頭指定します
ネットワークIDに’*’を指定した場合は、ネットワークIDでの絞り込みは行わないことを意味します。
実行区分に’*’を指定した場合は、実行区分での絞り込みは行わないことを意味します。

2.3 マスタ登録後ネットワークを初めてキューイングする際の注意点
A-AUTOでは、ネットワークの先行関係の定義に従い、先行ネットワークが正常終了しているかをチェックしますが、複数の制御ファイルを参照して正常終了しているか判断しています。

A-AUTOでは、スケジュールのサイクルが異なる業務間で先行関係を持たせた場合は、新規に登録したネットワークを実行する前に、初めて実行するスケジュール日よりも前の(前日の)スケジュール日で、一度正常終了したという情報を記録させる必要があります。

以下のように、 “毎日実行する業務”“毎週金曜日に実行する業務” とがあり、業務間で先行関係があるGYOUMU01~GYOUMU03を例に説明します。
GYOUMU01~GYOUMU03が初めて実行する日が2014年9月8日(月)であった場合、初めてキューイングされるのは、GYOUMU01とGYOUMU03の2つのネットワークとなります。
※ GYOUMU03は、金曜日に処理する業務のためキューイングされません
このとき、GYOUMU03は、GYOUMU01とGYOMU02を先行として定義しているため、両方が正常終了して初めて実行可能となります。

job-executing-and-monitoring-2-2-3_1

しかしながら、前述のとおりGYOUMU02は、金曜日ではないため、キューイングされていません。このとき、GYOUMU03を実行させるためには、GYOUMU02の正常終了情報を記録する必要があります。

このように、スケジュール日(サイクル)の異なるGYOUMU間で先行関係を持たせる場合、事前に正常終了情報を記録する必要があります。

【注意】

上記例であれば、初めて実行するスケジュール日を2014年9月8日としているので、2014年9月7日以前のスケジュール日で正常終了情報を記録してください。
なお、今回の場合は、GYOUMU02だけ正常終了情報を記録すれば問題ありませんが、基本的には新規追加するネットワークは、すべて正常終了情報の記録を行うようにしてください。

【正常終了情報の記録方法】

正常終了情報の記録は、chkdユーティリティを使用します。
上記GYOUMU01~GYOUMU03の正常終了情報を記録する場合は、コマンドプロンプトから以下のようにchkdユーティリティを実行してください。

chkd -mon -nGYOUMU02 -d140907

また、正しく正常終了情報が記録されたかどうかの確認は、chklユーティリティを実行し、chklの出力で、指定したネットワークが、指定したスケジュール日で正常終了情報が記録されていることを確認してください。

chkdユーティリティの詳細は、こちらを参照してください。
chklユーティリティの詳細は、こちらを参照してください。

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