8.3.メッセージイベントのマスタ登録(イベントログ)

    メッセージイベント(イベント連携機能)を利用するために、ワークマスタの登録を行います。
    以下に、マスタの登録手順を説明します。
     
    1.[ワーク-新規作成]ダイアログを表示する

  1. [マスタ管理]ウィンドウのメニューから[ワーク]をクリックし、[ワーク定義一覧]を表示します。
    次に、[新規作成]ボタンをクリックし、[ワーク-新規作成]ダイアログを表示します。
    FileEvent_arrow_blue1
      
     
  2. 2.ワークIDを指定する

  3. [ワーク-新規作成]ダイアログでは、初めに、[基本設定]タブで、登録する“ワークID”を入力します。
    また、コメント欄には、ワークIDに対応した管理し易い名前を入力してください。
    ここでは例として、ワークIDに「MESSAGE01」、コメントに「メッセージイベント検知用1」と入力します。
    メッセージイベント2枚目

    ※ 基本設定タブの各項目の説明は、3.ワークマスタの登録(基本設定タブ、イベントタブ、アクションタブの説明)にて記載していますので、そちらをご参照ください。

  4.  
     
    3.イベントの新規作成ダイアログの表示

  5. 次に、実際のファイルイベントに関する設定を行っていきます。先ずは、[イベント]タブを表示して、[新規作成]ボタンをクリックします。
    FileEvent_arrow_blue2
      
     
  6. 4.イベントの新規登録

  7. [ワーク定義-イベント新規作成]ダイアログが表示されるので、ここで監視するメッセージの情報を指定します。
    メッセージイベント3枚目

     
    メッセージイベントで指定する項目は以下の3つです。
     
    イベント種別(必須)

    • メッセージイベントを選択します。

     
    イベント発生コンピュータ名(必須)

    • 後述の「ID」、「文字列」の出力を監視するコンピュータ名(※1)を選択します。
       

      ※1 指定したコンピュータで稼働する A-AUTO/Eventエージェント・サービス、EVOMSGサービスがメッセージの生成・更新を監視することになります。

     
    ID(必須)

    • 監視するイベントログのイベントIDを指定します。
       
      ※ メッセージイベントで監視できるイベントログはWindowsログのうちアプリケーションのみとなります。

     
    ■ UNIX システムログ絞り込み監視位置(任意)と文字列(任意)について
    イベントログ監視では、以下のいずれかをイベントとして検知させることが出来ます。

    • 1.イベントログのイベントIDが記録されたことをイベント発生として検知する

      2.イベントログのイベントIDが記録され、かつそのメッセージ中の特定位置に特定文字列が含まれている場合のみイベント発生として検知する

     
    上記1は、前述した3つの必須項目を指定します。
    2は、さらに“UNIX システムログ絞り込み監視位置”と“文字列”を利用して、特定位置の特定文字列で絞り込みを行います。
      ※ 絞り込みを行う文字列の位置が不定の場合、絞り込みは利用できません
      
    文字列(任意)

    • IDフィールドに指定したイベントIDをイベントログの詳細に出力される文字列で更に絞り込みを行わせたい場合、絞り込む文字列を指定します。
       
      指定可能文字 : 半角英数字(含むブランク)で指定する必要があります
      指定可能文字列長 : 最大15バイト

      但し、文字列の開始位置によっては、15バイト未満に制限されます。詳細は“文字列の最大長”を参照のこと

      
    UNIXシステムログ絞り込み監視位置(任意)

    • “文字列” フィールドに絞り込み文字列を指定する場合、その文字列の開始位置をオフセット形式でします。
       
      ※ オフセットの単位はバイトとなります
      ※ フィールド名が[UNIXシステムログ開始位置]となっていますが、Windowsイベントログでも意味を持ちます
        
      オフセット形式について
      オフセットは、1文字目を0バイト目として数える考え方です
      メッセージイベント_オフセット説明 (2)
      上図を例にすると以下のようになります

      AUX895IのA オフセット0(バイト)
      QUEUEIのQ オフセット8(バイト)
      INDEXのI オフセット14(バイト)
      REMAKEのR オフセット20(バイト)
      ENDのE オフセット27(バイト)
      COUNTのC オフセット31(バイト)

         
      したがって、0を指定した場合、”AUX895I”が監視対象の文字列として設定されます
        
      文字列の最大長
      ※ 文字列は、以下1~3の数値を合計して18バイト以内で指定する必要があります。
       
      1.[文字列絞り込み開始位置]に指定した数字の桁数
      2.[文字列]に指定した文字列の長さ(バイト)
         ※ 18バイトから1、3の桁数を引くため最大15バイトまでとなります
      3.2.の“文字列の長さ”を表す数字の桁数
       
      1.[文字列絞り込み開始位置]に指定した数字の桁数

      0~9を指定した場合 1
      10~99を指定した場合 2
      100~199を指定した場合 3

       のようになります。
       
      2.[文字列]に指定した文字列の長さ

      “1”(1バイト)を指定した場合 1
      “12”(2バイト)を指定した場合 2
      “123456789”(9バイト)を指定した場合 9
      “123456789A”(10バイト)を指定した場合 10
      “123456789ABCDEF”(15バイト)を指定した場合 15

       

      3.2.の“文字列の長さ”を表す数字の桁数

      1バイト~9バイトの文字列を指定した場合 1
      10バイト~99バイトの文字列を指定した場合 2

      [文字列絞り込み開始位置]に指定した数字の桁数文字列絞り込み開始位置
      + [文字列]に指定した文字列の長さ + “文字列の長さ”を表す数字の桁数
      = X とすると
      X <= 18 である必要があります。
       

      ※ 本ページの下部に、文字列の最大長についての補足を記載していますので、文字列の最大長を参照し、考え方について確認してください。

      ※ 本ページの下部に、メッセージイベントの登録例について記載していますので、メッセージイベントの登録例も参考にしてください。

     
    その他補足事項
    イベントIDは、基本設定タブで指定したワークIDに「00」から始まるユニークな番号を自動で割り当てます。
     
    必要な項目を設定したら、[適用]ボタンをクリックしてイベント登録内容を保存します。
     
    なお、[適用]ボタンクリック時に、前述の文字列の最大長が18バイトを超えている場合は、エラーが表示され登録できません。
     
      

  8. 5.ワークマスタを保存する

  9. イベントタブに、登録したイベントが表示され、正しく登録されていることが確認出来ます。
    ※ この状態ではまだワークマスタの保存を行っていないため、一時保存されている状態です。
    メッセージイベント5章
     
    通常、ワークマスタの登録では、イベントを検知した際に実行するアクションを定義しますが、アクションの登録については、別途アクション毎に説明するため、ここではアクションの登録は省略します。
     
    [ワーク-新規作成]ダイアログの[適用]ボタンをクリックして、ワークマスタを保存します。
     
    保存に成功すると、[ワーク定義一覧]に登録したワークが表示されます。
    また、この時点で、業務監視ウィンドウの[ワーク監視一覧]に登録したワークが表示されるようになります。
    下の画面例は、ワーク登録後に[ワーク監視一覧]で登録されたワークを表示した画面サンプルとなります。
    メッセージイベント最後
     
     
    文字列の最大長の例
    例1
     文字列絞り込み開始位置:0 / 文字列“12”を指定した場合
     X = 1 + 2 + 1 = 4 : OK
    例2
     文字列絞り込み開始位置:9 / 文字列“123456789”を指定した場合
      X = 1 + 9 + 1 = 11 : OK
    例3
     文字列絞り込み開始位置:10 / 文字列“123456789”を指定した場合
     X = 2 + 9 + 1 = 12 : OK
    例4
     文字列絞り込み開始位置:9 / 文字列“123456789A”を指定した場合
      X = 1 + 10 + 2 = 13 : OK
    例5
     文字列絞り込み開始位置:10 / 文字列“123456789A”を指定した場合
     X = 2 + 10 + 2 = 14 : OK
    例6
     文字列絞り込み開始位置:0 / 文字列“123456789ABCDEF”を指定した場合
      X = 1 + 15 + 2 = 18 : OK
    例7
     文字列絞り込み開始位置:0 / 文字列“123456789ABCDEFG”を指定した場合
      X = 1 + 16 + 2 = 19 : NG
    例8
     文字列絞り込み開始位置:20 / 文字列“123456789ABCDE”を指定した場合
     X = 2 +14 + 2 = 18 : OK
    例9
     文字列絞り込み開始位置:20 / 文字列“123456789ABCDEF”を指定した場合
      X = 2 +15 + 2 = 19 : NG
     
     
    イベントマスタ登録例
    •  
      例1:イベントIDのみ指定する場合
      イベントログ_1
       
      上図のようにイベントID:9999のアプリケーションログが出力されたときに、イベントとして検知する場合のマスタ登録は、下図のように指定します。
      イベマス1
       
       
       
      例2:イベントIDと[詳細]タブの”EventData”に出力される“AUX895I”を指定する場合
      イベントログ2
        
      上図のようにイベントID:9999、かつEventDataの1バイト目(オフセット位置0)からAUX895Iの文字列が存在するアプリケーションログが出力されたたときに、イベントとして検知させる場合のマスタ登録は、下図のように指定します。
      イベログ2  
       
       
       
      例3:イベントIDと[詳細]タブの”EventData”に出力されるの“QUEUE INDEX”を指定する場合
      イベントログ3枚目
       
      上図のようにイベントID:9999、かつEventDataの9バイト目(オフセット位置8)から“UQEUE INDEX”の文字列が存在するアプリケーションログが出力されたたときに、イベントとして検知させる場合のマスタ登録は、下図のように指定します。
      イベントログマスタ3枚目

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