後続起動待ちと後続起動待ち解除

    “後続起動待ち”は、データ待ち属性を持ったネットワークに自動付加される待ち属性(起動条件)です。
    但し、注意が必要なのは、データ待ち属性を指定したネットワークの待ち属性ではなく、そのネットワークの後続ネットワーク群の待ち属性になるということです。
    データ待ち属性を持つネットワークWAITNET1とその後続ネットワークWAITNET2、WAITNET3の3つのネットワークがあるとします。
     
    データ待ち1
     
     
    この時、ネットワークWAITNET1は、データ待ちが解除されれば実行します。
    ただし、WAITNET1が正常終了しても、後続ネットワークWAITNET1、WAITNET2は実行されません。
    これが「後続起動待ち」の動作仕様です。
     
    データ待ち2
     
     
    後続ネットワークを実行するためには、モニタオン・コマンド(モニタコマンド)でWAITNET1の後続起動待ちを解除する必要があります。
    WAITNET1の後続起動待ちを解除することで、後続ネットワークWATINET2、WAITNET2が実行されます。
    ※ モニタオン・コマンドについては、『モニタ』コマンドを参照のこと
     
    なお、“後続起動待ち”をさせたくない(モニタオン・コマンドを投入したくない)場合は、ネットワークマスタ登録時に[後続起動待ち解除]チェックボックスにチェックを入れてください。
     
    データ待ち3
     
     

    ※通常は後続起動待ちさせたくないことが基本だと考えるため、常にチェックしていただいて良いと考えます。

    ※後続起動待ちは、届いたデータを用いて処理し終えた際に、データの内容が期待する結果となっているかなど、データの整合性をチェックし、OKであれば後続を実行させたいという要件から作成された機能です。

     
    ネットワークが起動しない時に、先行ネットワークの“後続起動待ち”属性のために起動できない可能性があります。
     
    監視画面でネットワークの属性に、“後続起動待ち解除 無し”と表示されるネットワークは、モニタオン・コマンドによる解除が必要なネットワークを意味しています。
    また、実際にモニタオン・コマンドが投入されていないかどうかは、次のように確認することが出来ます。
     
    chklユーティリティ
    chklユーティリティを実行し、データ待ち属性を持つネットワークが“ATTR”列に I が表示されているかをチェックします。
    ‘I’が表示されるネットワークは、後続ネットワークを起動するためにモニタオン・コマンドを投入する必要があります。
     
    後続起動待ちログ1
     
     
    ディスプレイネットワークコマンド
    ディスプレイネットワークコマンドを使用して、起動されないネットワークが後続起動待ちしているか確認できます。
    後続起動待ちのために先行が解除されていない場合、メッセージ“AUX883”に“NEED MONITOR-ON”と表示されます。
     
    後続起動待ちログ2

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