【活用事例】『Azure VMサイズを計画的にスケールアップしコストの最適化を実現する』

~A-AUTO 50とAzure PowerShell(コマンドレット)を連携させた自動化~

背景

クラウドを利用している際に、マシンスペックの選択によって利用料が大きく変わってきます。
このため、利用負荷に応じたスペックで稼働させることで、できる限りコストを抑えた運用を行いたいと考えるのが当然です。
Azureを利用される企業では、オートスケーリングによるスケールアウトでコストの最適化を図るということを行うことが多いかと思いますが、スケールアウトを考慮していないアプリケーションの場合、改修にそれなりのコストが必要となってしまいます。
そこで、ここではすぐに始められる事例として、『A-AUTO 50』と『Azure PowerShell』を組合せた、“無料でできるインスタンスのスケールアップの自動化”をご紹介します。

 

適用ケース

本事例の適用ケースとして、例えば以下のようなケースを想定します。

  • 一年のうち特定の時期のみアクセスが急増する
  • 週末にのみアクセスが集中する
  • 広告を出した直後にアクセスが集中する
  • スポーツなどのイベント開催期間に連動してアクセスが集中する

これは、提供するサービスへの負荷が高まる時期・時間帯を予想できるサービスであれば、それを予め計画し、インスタンスタイプのスケールアップ・ダウンを自動化させることで、コストの最適化と、サービスの安定提供を実現します。
A-AUTO 50をご利用いただくことで、計画的にスケールアップ・ダウンの自動化が実現できます。

 

A-AUTO 50を利用した実現イメージ

Azureスケールアップ

スケールアップ・ダウンの要求事項
自動化するうえでの要求事項として、以下のようなことが考えられます。
『毎週金曜日の12:00~日曜日の深夜2:00までの間アクセスが集中するため、金曜日の8:00~月曜日の4:00までの間インスタンスタイプを変更したい。
但し、金曜日や月曜日が祝日の場合は、その分スケールアップは前日にスケールダウンは翌日にずらしたい。』

このような要求事項に対してもA-AUTO 50では、休日を考慮した自動スケジュールによって、要求を満たした自動化が実現できます。

インスタンスのスケールアップ・ダウンの自動化”の具体的な進め方や、Azure PowerShellを使用したスケールアップ・ダウンのサンプルバッチをA-AUTO 50のブログでまとめています。実際の構築手順はこちらを参照してください。
Azureのインスタンスサイズの変更をスケジューリングしインスタンスサイズを最適化する

実際に試してみた時に、不明な点がある場合は、コミュニティをとおして質問していただくことができるので、コストの最適化に是非ご利用ください。

なお、スケールアップ・ダウンを行う際には、インスタンスの再起動が必要となります。このため、夜間などスケールアップ・ダウン処理中はサービスの提供を停止可能なサービスである必要があります。

 

記事掲載:2015年8月3日